【子育て】3歳7ヵ月のはさみデビューと使用している教材
お子さんのはさみデビューはいつですか?
3歳7ヵ月の息子氏は数日前にはさみを練習し始めました。
今後、はさみをやらせてみようかなと思っている方の参考になればいいなと思ったので、今まさに息子氏が練習している方法と使っている教材をご紹介させてください。
2歳半で一度断念したはさみの練習
実は息子氏が2歳半頃にはさみの練習を一度断念しています。
きっかけはおうちモンテッソーリ教室に参加したことでした。
ちょうど同じ年齢のお友達がはさみのお仕事にハマっていると聞いて、
"手先を動かすのは発達に良さそうでいいな!"と思い挑戦してみました。
その時に教わったのは、まずトングをしっかり動かせるようになってからはさみの練習を始めましょうということです。
ふむふむ、早速トングなどを購入して教具を作ってみました。
おうちモンテッソーリ教室が一瞬で気に入った息子氏も自宅でお仕事ができることに大喜びでやってくれました。
…ところが、指をうまく動かせずトングで物をはさめません。
どう連動するのかなぁと興味があったのではさみも試しに持たせたところ、
はさみを開くこともできませんでした。
"なるほど!じゃあまずはトングで遊んで慣れたらはさみやればいいや"
と気楽に考えているうちに、お嬢を妊娠、しかも妊娠4週目から酷いつわりに苦しめられてそれどころじゃなくなってしまいました。
その後、つわり終了と共に旦那氏が渡米、私たちは実家へ引っ越しからの渡米、
渡米した時には妊娠後期のひどい眠気とだるさに見舞われ、出産1か月半前から前駆陣痛で寝不足になり、やっとお嬢出産して新生児期が終わったと思ったらコロナで自粛生活…
となんとも怒涛の1年ではさみの練習という言葉すら頭から消え去っていました。
(この辺のことは、これから二人目をご出産される方や、子どもを連れて海外へ引っ越しされる方の参考になれば嬉しいので記事にしたいと思っています。)
3歳7ヵ月でのはさみデビュー
そんな私にはさみの練習を思い出させてくれたのは、他の誰でもない息子氏でした。
ある日、旦那氏が「髪の毛を切ってほしい」と私に頼んできたのを聞いて、
「○○がパパの髪切りたい!」と言ってきたのです。
さすがに旦那氏の髪の毛を練習に使うことはできないので、
「まずははさみの練習をしようね」と伝えると「やりたい!」とやる気たっぷり。
何をするにしても本人にやる気や興味がないと難しいんだなと育児を始めてより強く感じます。
はさみの練習方法と使用している教材
小さな子どもがはさみを使う際は、大人と同じ大きさではなく手に合う小さい物がいいそうです。
私が携帯用に持っていた無印のはさみが息子氏の手にはちょうど良く、キャップもついているので安全です。
はさみを使う上でのお約束を決める
実際にはさみを持つ前に、扱い方によっては危険であることを伝えて以下の3つのお約束をしました。
・はさみの刃の部分は触れない、人に向けない。
・他の作業をする時ははさみを閉じる。
・使い終わったらキャップをつける。
1カットで切れるサイズの紙で練習
まずははさみの動かし方を身に付けるために、1カットで切れる長さの紙を用意します。
小さな成功を積み重ねるのは、やる気が持続するためにも良いですよね。
私は③の印刷した練習プリントの切れ端を適当な細さに切って、ボールペンで線を書きました。
息子氏は細かい紙きれがたくさんできるのが楽しかったようで、たくさん切って紙吹雪にして遊んでいました。
ネットの練習プリントで練習
②の後にやるのが一番いいと思いますが、私が先に印刷してしまったので同時進行でやることに…
このサイトの直線を切るプリントを一日二枚ずつ6日間続けました。
最初は、息子氏が点線に沿って切った後に私が図柄を一つずつ切り離していましたが、
最終的には息子氏が一人で全てやるようになりました。
切った紙は今でもおままごとに使っています。
7日目にジグザグ線にも挑戦しました。
しかし、紙の回し方がうまくできずに嫌になってしまいやめてしまいました。
一週間毎日印刷していると日本から持ってきたプリンターのインクの減りが早い…!
予備のインクは持ってきているのですが、アメリカでは使用しているインクが手に入らなさそうだったのでドリルを購入することに決めました。
はさみの練習ドリルでのり付けと一緒に練習
はさみの練習ドリルを探していると、なんとくもんのドリルがありました!
三種類あって、簡単なものは2歳からできるそうです。
とても良さそうなのですが、Amazonは在庫や価格がコロコロ変わるため、買えませんでした…(アメリカだけでしょうか?)
結局購入したのはこちらの2つです。
"Scissor Skills"
少し厚めの紙に白黒でプリントされているはさみの練習のみができるドリルです。
直線から図形や簡単な絵柄の切り取りまでなので難易度はそんなに高くないと思うので、初めてのはさみ練習にはちょうど良いです。
息子氏には少し簡単すぎたのかあまり食いつきは良くありませんでした。
これを買うなら無料のネットプリントでもいいかなぁという気も…
"Preschool Cutting and Pasting"
名前の通りはさみの練習だけでなく、のり付けも練習できるドリルです。
直線を切ることから始まり、パズルや絵合わせなどのワークに取り組めるので、
息子氏は「次は何かなぁ?」とどんどん進めていました。
全てカラーで絵柄もかわいいのが嬉しいです。
直線はだいぶうまくなりましたが、図形の切り取りはまだ難しいみたいです。
これは「花瓶にお花を描いてみよう」と追加のお題がついていたので、私も一緒に描いてみました。
切る紙のサイズが少し小さくて、紙も薄いので少し切ることに慣れてから取り組むのがおすすめなドリルです。
まとめ
しばらくは2つのドリルに取り組んでもらおうと思います。
次のステップとしては切り絵がおすすめだそうなので、
今度日本に帰国したら切り絵折り紙を買ってみたいと企んでいます。