【子育て】息子氏が陥った日本へ帰国するお友達ロスと贈ったプレゼント
4月が過ぎ、新生活が始まった方が多いですね。
SNSでは、ご自身だけでなくお子さんが新生活を迎えた方の投稿がたくさん。
なんだか私も一緒に新生活を迎えたような気持ちになります。
今日は、先日帰国したお友達へ贈ったプレゼントの紹介と、息子氏がお友達ロスに陥ったお話です。
COVID-19のワクチン接種が近づいてきた
サンディエゴでは、だいぶCOVID-19のワクチン接種が進んでいるようです。
Preschoolの先生方はほぼ接種完了、旦那氏も先日1回目の接種を受けました。
新規感染者数もだいぶ減っており、街の雰囲気も以前よりにぎやかに感じます。
4月15日から16歳以上は全員接種対象となるそうで、思ったよりも早く私も接種対象となりました。
私自身は、旦那氏の2回目が完了して以降に受けようかと考えています。
アメリカから日本へ帰国するお友達とのお別れ
春は別れの季節
息子氏のPreschoolには日本人駐在家族が何組かいらっしゃいます。
しかし、COVID-19が流行してからは、新たな駐在家族はなかなか入ってきません。
その一方で、任期を終えた方々がどんどん帰国していく状態。
昨年は息子氏の入園があったので新生活のイメージでしたが、今年はお別れの季節となりました。
一番仲良しのお友達が帰国直前、徐々にお友達ロスに陥った息子氏
先日、息子氏が初めて自分で仲良くなったお友達が帰国しました。
これまでも何人か帰国していますが、あまり実感や寂しさはなかった様子。
今回も最初は「日本に帰ったらまた会えるじゃん!」と軽い反応でした。
私の方がお友達一家と会えなくなることを悲しんでいたんじゃないかなと思うほど。
ところが、帰国1週間前から寝かしつけの時間などに「○○くんが日本に行っちゃうのいやだ…!」と泣き出すように。
ぐすぐすとしているうちに寝てしまい、次の日にはけろっとまたPreschoolに。
お友達がいるうちは悲しくても実感はなく、まだロスも軽かったです。
お友達の帰国を前に私がした一つのお願い
最後の登園日前日、私は息子氏に一つお願いをしました。
「明日、なんでも良いから息子氏がお友達に伝えたいことをお話してくれたら嬉しい。」
普段、私たち両親がいるとお友達に声を掛けず、話しかけられても無視してしまったりする息子氏。
次にいつ会えるかわからないお友達と最後にお話しできずに後悔して欲しくないという思いから、嫌がられることは覚悟で伝えてみました。
すると、意外にもすんなり「うん、"また会おうね"って言う。」と返ってきました。
お友達とお別れの日。
みんなとハグしたり、記念写真を撮ったり、遊ぶお友達。
息子氏は、そわそわしながら一緒に遊ぶ輪に入ったり、ハグしてみたり。
"あー、やっぱり恥ずかしくて言えないかな"と思っているうちに、お別れの時間。
それを察して「ママ、抱っこ!」と甘える息子氏。
"お友達にお話しなくていいの?"と聞いてみると、「○○くんのところに連れてって。」と頼まれました。
抱っこからおりて「○○、また会おうね」と言いながらハグする息子氏。
それまでは笑顔だったお友達が泣いてしまいます。
それを見て泣く息子氏。
それをみて堪える私←
この光景は一生忘れないなと思う印象的な場面でしたが、これはお友達ロスのまだ序章でした。
お友達ロスからの日本への恋しさ大爆発
出発日、「○○、もう日本行っちゃった?」と気にする息子氏。
そんなに気になるなら…と"お友達が乗る飛行機を見に行こうか?"と提案しました。
離陸が見れるポイントをネットで調べ、急いで向かいました。
到着すると目の前をJALの飛行機がゆっくりと滑走路を動いていきます。
「あれ!」と手を振り続ける息子氏。
そのあと数分で私たちの目の前から離陸した飛行機。
「ばいばい!!!」と手を振りながら目をこする息子氏。
とんで行ってしまった後にまた泣く。
「僕も今すぐ日本に帰る!」とぐずる。
"すぐに帰国はできないよ"と伝えた後、車に乗ると押し黙ってしまった息子氏。
ダメと言われたから拗ねてるなと思って振り向くと、ぐっと唇をかみしめ小さな嗚咽を漏らしながらぽろぽろと泣いています。
私が"悲しくなっちゃったね"と声を掛けたのをきっかけに、堰を切ったように大声で泣く息子氏。
「○○が日本に帰って悲しい!ぼくも一緒に帰りたい!パパ置いてママとお嬢ちゃんと帰る!今すぐ空港いくの!」と大騒ぎ。
この状態が2日間。
私は一緒にお友達の話をして、"悲しかったら悲しくて良いんだよ、ママも寂しい"と一緒に悲しみました。
結局、お友達が日本に着いたことを報告する動画を送ってくれ、それを見たらスッとおさまりました。
帰国するお友達に贈ったプレゼント
お世話になったお礼として、いくつかプレゼントを贈ることに。
あまり大きなものはこれから飛行機に乗るのに邪魔になってはいけないし…と色々考えて、機内や待機期間中に遊ぶ用にシールを選びました。
(兄妹、そしてご両親用にも 笑)
また、日本での新生活で使っていただけたらいいなと思い、ネームタグを作成。
兄妹の好きな物をモチーフにしました。
これをみた息子氏も「ぼくも刺繍やりたい!」と自分の姿を刺繍。
さらにメッセージカードを同封しました。
私は、息子氏と誰かのプレゼントを一緒に用意するのが好きです。
息子氏の相手への想いだったり、彼が相手のことをいかに観察しているかを知ることができるからです。
まとめ
息子氏にとっては初めての大きな悲しいできごとだったと思います。
ロス中はもう登園しないと言い出すかなと心配もしましたが、今はPreschoolで他のお友達と楽しく遊べているようです。
今回の姿をみて、息子氏とお嬢が悲しいときには思う存分悲しめる場でありたいなと思いました。
また、帰国してなかなか会えなくなってしまいましたが、お友達の新生活が素敵な物となるように心から願っています。