【子育て】息子氏がOuch Reportをもらって帰ってきた
Ouch Reportって知ってますか?
私は、今回もらって帰ってくるまでそんなものがあることを知りませんでした。
すぐに訴訟が起きると噂のアメリカならではの文化なのかな?と感じたお話です。
すぐに訴訟が起きるで有名なアメリカとWaiver
新年度が始まる前にPreschoolから「これにサインして出してね」と、COVID-19への対応内容書類とともにWaiverという書類が送られてきました。
どんな書類かよくわからず、こちらでずっと生活しているママさんに聞いてみると、
「さすがにコロナでWaiverかかせるなんて!」と言っていました。
つまり、
もしコロナにかかったとしても当園では責任取らないので訴えないって約束してね。
という内容でした。
そんなこともし感染しても想像していなかったのでびっくりしました。
ショッピングモールなどで良く見かける室内遊び場でも、必ず受付でWaiverに署名するそうです。
日本でも室内遊び場はありますが、そんなの書いたかな…?
ある日持ち帰ってきた"Ouch Report"
旦那氏にお迎えに行ってもらい、帰宅した息子氏のバッグになにやら紙がくくりつけてありました。
なんだろうとみてみると"Ouch Report"でした。
どうやら息子氏がPreschoolで怪我しましたよという簡単な報告書みたいです。
これも「知らない間に怪我してた!」「園で怪我したのに処置してくれなかったから悪化した!」みたいな訴訟を避ける意味合いなんでしょうか…?
単純に延長保育などで先生が交代することもあるので、スムーズな引き継ぎをするためもあるかもしれません。
Ouch Reportにはどんなことが書かれているのか?
内容は私でもすぐに読めるくらい簡単なもので、小切手くらいの小さな紙に下記の情報が書かれていました。
- 子どもの氏名
- 日付と時間
- 怪我した場所と、それが園の外なのか中なのか
- 怪我した経緯
- 行った応急処置(洗浄、絆創膏、アイシング、安静、経過観察など)
- 怪我に対応した先生の氏名
- それ以外の証人の氏名
- 責任者の氏名
- 備考
実際に書かれていた内容はこんな感じでした。
概要:10月○日の○時45分、園庭で転び、地面にぶつかりました。頬の上の方が少し赤くなりましたが、すりむいてはいません。
応急処置:△△が、優しく愛情のあるケアと、アイシングを行いました。
備考:少し泣きましたが、とても勇敢でした。
責任者:××
証人は特に書いてなかったのですが、子ども同士のもめごとなどの時に書かれるんでしょうか…?
知らなかった英語表現
- 「Dirt」…ここでは「園庭の土、地面」を指しています。
【意味】不潔物、泥、ほこり、ごみ、垢(あか)、排泄物、くそ、ふん、(ばらばらの)土 - 「Bump」…動詞なので「ぶつけた」を指しています。
【意味】衝突、こぶ、突風、うち当たる、(車などが)ガタガタと揺れながら通る、(ダンサーなどが)挑発的に腰を突き出す - 「Little bit red」…「(頬が)少しだけ赤くなった」と怪我の状態を表現しています。
【意味】ほんの少し - 「T.L.C.」…「優しく愛情持って処置しましたよ」という意味の略語だそうです。マクドナルドのスマイル0円みたいなものですかね。
【意味】Tender loving careの略。思いやりがあり気遣う世話。 - 「A couple of tears」…「少しだけ泣きました」とFew的な意味合いで使っているみたいです。
【意味】二人一組の、二つの、二人の、数個の、3(人)の
痛い時に絆創膏を貼るおまじないを卒業したのいつだっけ?
息子氏は、虫刺されや、ひっかいてしまったり、ぶつけたところにキャラクターの絆創膏を貼っていました。
1歳くらいに、蚊に刺されたら掻き毟らないように絆創膏を貼ったのが始まりだったのですが、「いたいのいたいのとんでけ」的なおまじないです。
そういえば少しぶつけただけでも「ママ、いたいのとんでけしてー」と言いに来ていたのにそれも聞きません。
渡米する前、実家に住んでいたときには使っていたのを覚えているのですが…いつ卒業したんだろう?
アメリカには日本ではあまり見かけないキャラ絆創膏がたくさん売っています。
日本だとこのミッキーのが柄の種類が多くて手に入りやすいので一番使っていました。
ディズニーランドに売っているケース付きのベイマックス絆創膏はめっちゃかわいいです。
ケースの触り心地が最高なので、汚したくなくて大事に保管しています。
スポンジボブの絆創膏もあって、これはヴィレバンで買いました。
まとめ
アメリカに来てから、知らない表現があっても文脈で大まかなことは把握できるなと感じることが多いです。
特にPreschoolからの連絡やお手紙なんかは表現を検索してもパッと意味が出てこなかったりしますが、言いたいことはわかるのです。
最初の頃は、隅々まで読んでいちいち調べていましたが、慣れってすごいなぁと感じます。
Ouch Reportは、今後あまり持って帰ってきて欲しくないです…