【子育て】兄弟はBrother、姉妹はSister、兄妹は?
中学の英語の授業で相手に自己紹介や質問する時間ありませんでしたか?
そのときに「Do you have a sister?」「No.」「Do you have a brother?」「Yes!」とかそんなやりとりした記憶があります。
ところが、アメリカに来てから違う表現を使っていることが多くてびっくりしたお話です。
日本語の「きょうだい」って便利な言葉ですよね
英語では「Brother」は兄弟、「Sister」は姉妹。
しかも年上か年下かを表すためには「elderやbig / youngerやlittle」を付けないといけないから意外と長くなりますよね。
でも日本語だと「きょうだいいる?」だけで、性別はどっちでもOK。
漢字も兄弟、兄妹、姉妹、姉弟ってありますが、「きょうだい」で兄弟姉妹どれでも通じます。
何気なく使っていますが、便利な言葉だなぁと思います。
アメリカに来てから一番聞く「きょうだい」の表現は「Sibling」
ところが、アメリカに来てからは「Brother」や「Sister」ってあまり聞きません。
Preschoolの入園書類に書く家族構成や、子どもたちの絵本でも兄弟姉妹は
Sibling :(男女の別をつけない)兄弟
を使用しています。
これがいわゆる「きょうだい」の言い方ですね。
日本では中高では習わず、大学、英検準一級、TOEIC860点以上で習う単語なんだとか。
…なんで?
私も渡米するまで知りませんでした。
逆に「Sister」などは、送り迎えの時にお嬢がいて先生が息子氏に「これがあなたの妹?かわいいね!」などと話しかけていますが、性別と関係性がわかっている場合にしか出てこない印象です。
(そもそもBabyって言われることが多いですが…)
地球の「きょうだい」も「Siblings」!
息子氏が星や月に興味を持ったときに、いくつか宇宙系の絵本を読んだのですが、
その中でも良かったのはこちらの絵本です。
地球が自己紹介する形で「地球ってなに?」がわかる絵本です。
本文はかわいいイラストでシンプルかつわかりやすく地球の概要が描いてあるのですが、
巻末には参考データ、関連図書なども書いてあって、知識を深堀することもできる構成なのが嬉しいです。
その中で「ぼくには7つのきょうだいがいます!」と他の太陽系惑星を紹介している文があり、「Siblings」が使われていました。
日本語版も出ています。宇宙に興味を持ったお子さんにとってもおすすめです。
シリーズもので、太陽、海、月が出ていて、同じように自己紹介してくれます。
来年には火星が出る予定なので、それも読んでみたいです。
息子氏は敏感期が過ぎたようで、図書館で借りたものを何度か読んで満足したようで購入はしませんでした。
私自身が大学は地学系出身なのでもっと興味を持ってほしいのですが、月や星は好きなのでそのうちまた読みたくなるかな…
日本語版はどうやら3冊しかまだ出てないみたいです。
まとめ
大人同士の会話ではなかなか出てこないかもしれませんが、「Sibling」は覚えていると便利だなと思います。